今回は金属のスポーク車輪を使ってみようと思います。
私のセキ1000への愛を証明する作品1(河合の改造車)に履かせていたスポーク車輪(多分ワールド工芸製?)を使います。
前々回に「金属車輪の場合は台車枠の下側の突起を残した方が良い様に思います」的な事を申しましたが、どうもそれだと車輪がゆるくて外れやすい様です。
下側の突起をすべて削って接着した台車(プラ車輪バージョン!)に無理やり金属車輪をはめてみると、きつ過ぎて転がりません。
どうしたものか!?検討した結果、下側の突起を削りましたが僅かに0.3mmぐらい残しました。
その後接着。 いい感じに軽く転がります。
はじめタミヤセメントで接着、強度が不安なので落ち着いてからアロンアルファで補強してあります。
他の金属車輪(右KATO 左ワールド工芸)もはめてみましたが、そのままで軽く転がりました。
試しにピン先を丸めていない鉄コレのプラ車輪をはめてみると、きつ過ぎて転がりませんでした。
いずれにしろプラモデルなので、使う車輪によって個個に調整が必要だと思います。
(接着する人によっても違いがあるかも知れません!?)
車体を裏返して床板の上に台車を置いた状態です。
車輪、フランジの先から床板までの間隔は1mm弱というところでしょうか!?
前回書いた様に「台車のボルスタと床板のボルスタ穴の周り」を削ることにより車高を下げることが可能です。
ただ、削り過ぎるとフランジが床板に接触して転がりが悪くなります。
このキットは、車体4番の部品(バケット部の底)の凹みと床板の組みやすくする為の突起がぴたりとハマる様に設計されていて、車体の水平も取りやすいです。
上級者向けのヒントとして説明されているこの突起およびボスをカットしてしまうと車高を下げることは出来ますが、水平に注意して接着しないと車体が傾いちゃいます。
なお、些細なことですがバケット下側の枠に対して、床板が凹みますのでマイクロトレインズのカプラーなどをネジ止めする場合、プラバンを貼って水平にしてやる必要が発生します。
更に些細なことですが、バケット下側の枠の内側に床板上面が少し見えちゃいます。。
それで、なるべく床板の位置は変えずにボルスタ周りだけを削って車高調整したいと思いました。
ボルスタ周りを削って車高を落とた状態です。
このくらいが限界でしょうか!?
ボルスタ周りだけでは車高が落としきれず、「上級者のヒントのボス」も少しだけ削りました。
鉄コレのプラ車輪の場合は少し径が小さいので、ボルスタ周りだけで十分に車高が落とせると思います。
早速、ミニミニエンドレスで推進運転してみました。
プラ車輪の時とは違い、最も急なカーブでは曲がり切れずに止まってしまいました。
トミックスのミニカーブレールなので裏返してみました。
どうやら半径177mm、140mm(C117 C140)は通過、半径103mm(C103)は不通過のようです。
カプラーなどを付けると変わってしまう可能性はありますが、半径140mm通過なら十分使えるのではないでしょうか!!
そのうち、、上回りにも凝ってみようと思います。。
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