さて、そろそろ動力を考えなければなりません。
資料(内燃動車発達史)によると車輪直径は610mm。 1/87にすると約7mmになります。
軸間は3000mm。 1/87では約34.5mmです。
あまり無い7mm車輪はアルモデルのパーツを持っているのですが、これを使って自作するしか無いのでしょうか??
しかし、よく考えてみると軸間 約34mmはミニレイアウトやパイクにある急カーブが曲がれません。 車体の短い二軸車は急カーブを曲がれそうなイメージがありますが、軸間が長いと急カーブが曲がれません。 むしろボギー車の方が走破性が高いです。
そうなるとリアルに軸間34mmの動力を作っても使用状況に合わないのでお気楽極楽という訳にはいきません。。
やはりここはお気楽にポケットライン動力にした方が良さそうです。(車輪6.5mmぐらい、軸間28mmぐらい)
ポケットライン動力であればR140のカーブもなんとか通過します。
軸間が短いので雰囲気は変わってしまいますが。。
なんかボディの感じが違うなぁ~~と思って図面を1/87に縮小してみました。
(内燃動車発達史 正確には、仙北鉄道 キハ3)
車体前後の柱と5連ならんだ窓の1つ目(運転席)と2つ目の間の柱が細いです。
ドアや窓の寸法などはスケール通りですので、作った人がわざとやっているとしか思えません。
なんだやっぱりポケットライン動力を想定して車体を短く作っている様です。
これで迷いは無くなりました。ポケットライン動力でいきます。(しかしよく考えてみるとこの頃作った車両はBトレ動力やポケットライン動力ばかりだなぁ~~。。)
要らない物はすべてニッパーで切り取りました。
台車レリーフを貼り付けやすい様に平らに削りました。 横の凹みはエッチング板のブレーキをそのまま使う為の工夫です。
試しに載せてみるとこんな感じ。。
横から見てみます。。 車輪へのかぶり具合もばっちりです。(そりゃそうか?ポケットラインを想定しているなら当たり前。)
4ヶ所とも現物合わせで削りました。
台車レリーフは先に塗装しました。
貼り付けるとこんな感じになりました。
←ブログ村ランキングに参加しています。記事が気に入りましたら、クリックお願いします。
いつも楽しく拝見しています。
返信削除軽便祭で販売したキハ2のペーパーキット、リベットもなし、動力もポケットライン用ですが、柱寸法は合わせてありますので、必要でしたらお知らせください。
くるまや軽便鉄道様
削除ご覧いただきましてありがとうございます。くるまや軽便様のキハ2がスケール通りなのは理解しています。 ただ、ポケットライン動力の軸間との差がより如実に表れてしまう問題もあります。
ボディがスケール通りだと動力もスケール通りにしたくなりますが、そうすると急カーブが曲がれなくなりお手軽に遊べなくなるように思います。難しいですね~~! 確かにくるまや軽便様のスケール通りのボディと作り比べてみたい気もします。ただ手が遅いので中々作れないんです。 作る気になったら連絡させていただくかもしれません。 その時はよろしくお願いいたします。 お気使い戴きましてありがとう御座いました。