2011年12月29日木曜日

出来るか!?秋保電車(モハ1403 その3)

だいぶ更新をさばってしまいましたが、製作は坦々と進んでいます。
腰板の部分をデザインナイフでひたすら薄くします。
何故こんなことをしているかと言うと腰板部分に木目板に見立てたエバーグリーンのVグルーブ プラシートを使いたいのですが、切り接ぎだと強度が不足しそうなので本体の腰板を残してその上に貼り付ける為です。
プラ系の改造をするといつも削りカスだらけです。
腰板部分を割らない様に裏にガムテープを貼り付けて削りました。
かなり薄くなりました。0.4mmぐらいか?
その後、プラシートを貼り付けました。
急に木造っぽくなったでしょう!?。。。
次はドアです。。。
0.3mmプラ板に印刷したシール用紙を貼り付け窓などを抜きます。
ドア周りにプラ棒を貼り付けて枠を表現します。
窓の抜きを整えて。。。
ボディに貼り付けるとこんな感じ!
本体と前面パーツの断面をピタリと合う様に現物合せです!
簡単に書いていますが実状は粉だらけです。
上手くピッタリと合わせてから、接着しました!
裏側から見たところです!
特に意味は無いです。 こんな感じ。。。ということで。。
今週はここまでしか進みませんでした。
スクラッチ(フルとはいえない)って? 面倒くさいですね~~
来年に続きます。 皆さん来年もよろしくお願いします!!
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2011年12月22日木曜日

出来るか!?秋保電車(モハ1403 その2)

先週から引き続きボディを作っています。
厚みのある車体と図面を比べるのが難しいので、こんな工夫をしてみました。
ハガキ用紙にプリントした図面を窓枠の上や横で切ってみました。
これなら車体にあてて大きさを比べることが出来ます。
似ていると思った窓枠ですが窓枠の上(ヘッダーというのかな??)の位置が大分低い様です。
削って広げるとだいぶ似てきました!
窓枠の横幅や太さなどもそっくりと言う訳にはいきませんが、概ね似ているようです。
特に制作には関係ありませんが、横から見た車体の前面カーブはもっと浅い(江ノ電の車体を参考に写真と比べた結果!図面の表現が)様です。
そこで図面を修正してみました。
左が修正前、右が修正後です。バッファーの位置は変えずに前面カーブの表現を浅くしました。
ということは最大長は変わらずです。
最大長は「旧theレイル 79年10月号(通巻19号)」の瀬古龍雄さんの「秋保電鉄の電車たち」にのっている最大長を参考に割り出した長さなので変えたくなかったのです。
ということは最大寸法だけ解っていても図面の書き方によっていかようにも車体の感じは変わるとも言えます!!
腰板の高さも浅すぎる様に感じましたので深くしてみました。
上が修正後、下が修正前です。
違いに気づくたびに修正していたのでは図面が改造の指針になりませんので、図面修正はこれで最後にします。
それから車体の組み立て図とプラ板の切り出し用の型紙(シール)をつくりました。
これが組み立て図です。
車体の切断位置を表しています。
こちらがシールです。
エバーグリーンのVグルーブ プラシートから腰板部分を切り出したり、プラ板からドアを作ったりするための型紙です。
エレコムの「キレイにはがせるラベル」と言う商品名のはがきサイズのシール用紙にプリントしたものです。
車体の上に切り出したシールを載せてイメージを確認してみました。
どのようなパーツが必要か?どこを切断すればよいか?イメージできると思います。
切断の必要なところに線を付けました。
失敗しないように少し大きめに切っておいて削って寸法を合わせます。
なるべく必要なところぎりぎりに切ったほうが作業が早いのですが、短くなってしまうと目も当てられないので大きめに切ります!
切った後だと作業が難しそうなので切る前に不必要と思われるところは削っておきます。
前面窓の上側も削って広げました。
側面の窓も不必要なところを切って広げます。
ドアが付く場所も図面を見て想像しながら広げます。
その後、車体を切断しました。
はからずも車体本体とベスチュビュールを分けた様な形になりました。
食玩の「昭和情景博物館」の車体は塗装を剥がしてみるとプラスチックというよりもレジンのような茶色い素材で変形や塗装の乗りが心配になりますが短期的には心配無い様です。
何故なら以前にも他の車両を作ったことがあるからです。(すでに実験済み!!)
車体断面の小ささを見て似ていると思い、雰囲気で作ったハフです。
日本ニッケルのハフ3を模しています。。。
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2011年12月16日金曜日

出来るか!?秋保電車(モハ1403 その1)

鐵は熱い内に打て!!
図面が出来たので早速、秋保のボギー車の制作に取り掛かりましょう!!
「鹿児島市電はどうした?」との声が聞こえてきそうですが、仕掛かりになるものは自然と仕掛かってしまうようです。
そのうち気が向いたらまた取り掛かります。
記録の意味も込めて路面電車用動力ユニット「TM-TR01」の分解から順を追って説明します。
上の太いネジ2本を外し、集電板ユニットを取り外します。
モーターを上に引き抜きます。
少しこじりながら動力台車、付随台車を外します。
床板+ウエイトのみ。
下の爪をマイナスドライバーなどで押し広げながらウエイトを取り外しました。
これで床板のみとなりました。
非常にスッキリとしたシンプルな構造です。
写真割り出しで書いた図面の秋保のモハ1403(モハ1401)はボギー台車間が約23mmです。
外した付随台車側の床板を裏返してモーター下の床板に埋め込むことにしました。
モーター下の穴を少し削って広げて、現物合わせで埋め込みます。
上手くはまったのですが、モーターをはめてみると、モーターに押されて外れてしまいます。
モーターを横に寝かした状態にすると。。。
上手くはまります!
ここが思案のしどころです。付随台車側の床板はモーター側をまだ削る余裕があります。
床板を削りさえすればモーターは仕様どうりの向きでハマる為、モーターへの集電部の加工は要りません。
付随台車側の床板を削らない場合はモーターを寝かせるしかありません。
モーターを寝かせると重心が若干低くなりますが、モーターの集電端子の向きが変わる為、モーターへの集電部の加工が必要です。
モーターを寝かせると窓下にモーターが隠れるのなら意味がありますが、車体が小さいためにそのようなこともありません。
どうやら改造の簡単さを考えるとモーターの向きは仕様どうりのままが良い様です。
ただボディの小ささを考えると、動力ユニットが腰高にならずに収まるかどうかが心配です。
ここで先にボディのほうを検証してみることにしました。
食玩の江ノ電の床板を外し、無理やり動力ユニットを押し込んでみました。
結構深くはまりました。これなら腰高にならずに済みそうです。
ここである程度ボディを作ってから動力を合わせた方が良い様な気がしましたので、ボディの加工に取り掛かりました。
前面のライト類を削り取りました。
なんとなくモハ1403の顔が見えて来ないでしょうか?。。。(つづく)
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