2011年11月7日月曜日

鹿児島市電462をつくる!(1)

鹿児島市電については特に詳しくはありませんでした。ほぼ1/150で出来ている「ローソン限定 昭和レトロ路面電車コレクション」の600形を手に入れてから認識したぐらいです。
その後、「発掘カラー写真 昭和30年代鉄道原風景 路面電車篇」で昭和39年撮影の古い塗色の462号見て「かっこいい」と思いました。
462号は600形と同年代の製造で旧400形を車体更新する際に当時新型であった600形と同じ形の車体を新製したものです。460形と呼ばれ461号と462号の2両しかありません。
形はほぼ600形と同じと思って間違いありませんが、写真などをよく観察したところパンタ周りのランボードの足が600形は6本、460形は11本の違いを発見しました。
個体差はあるかもしれませんのであまり知ったか振りはできませんが。。。
鉄コレからすごくリアルな路面電車用の動力が出て動力化する気になりました。
まず昭和39年の車両はもちろん冷房化はされていませんので、クーラーはバッサリと切り取ります。
太くておもちゃっぽいガラスガード!!位置が気に入らない雨樋!など写真を見ながら不要と思われるディティールを削り取ります。。。。と元の設計の良さがあらわになります。
「ローソン限定 昭和レトロ路面電車コレクション」は相当好きな人が作ったと思われます。
元の形状は大変リアルです。写真と良く見比べてもデザインに破綻はありません。
一度完全に作った後に発注者の希望にそって強度を増したりして玩具っぽくした様に感じます。
だから不要なディティールを削り取ると元のリアルな形が現れます。
イソプロピルアルコール(水抜き剤)で塗装を剥離しました。
集中クーラーを削り取った為に屋根の中央が凹んでしまったので、おデコ部を残して屋根を平らに削り落としました。
車体幅が狭いため動力を合わせてみるとそのままハマり、特に止め爪などは必要ありません。
ただ車高を合わせて集中クーラーを削った穴から見てみますと、1mmぐらいの隙間があきます。
動力が車体に深く入りすぎないように、車体の内側にプラ板を貼り付けることにしました。
反射して光っていますが貼り付けたプラ板です。
床板も鉄コレ付属の延長部品(大)を取り付け、あたる部分を削るとピッタリとはまりました。
そのあと、クーラーの穴を塞ぎ。。。
フラットに削り。。。
さらに0.5mmぐらいのプラ板を貼り付けました。
屋根横のカーブに合わせて削りました。。。が?
サーフェイサーを吹いてみると、、、あーぁ、やっぱり。。。
綺麗につないで綺麗に削ったつもりでも亀裂がでちゃうのねぇ~↓
以前は、こんなの塗装でも厚く吹いちゃえば消えちゃうと思っていたけれど。。。
事前に養生してやらないと出来上がりが醜くなります。
それでパテを盛って。。。
ふたたび削り出して~~~
またまた先は長くなりそうです。
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