「電車がGoo」という名のディスプレイモデルをご存じだろうか?
ほんとは気動車なのに(単端!)電車としたのは「気動車がGoo」ではシャレにならないからだろう!?(飛行機や戦車を主体に作っている人からみれば気動車も電車??)
ミリタリーモデルなど(飛行機や戦車、戦艦など)のレジンモデルを作っている安芸製作所という所が出した模型である(らしい)。。
なぜそんなメーカーが鉄道車輌を作ったのかは想像するしかないが、この車輌が一部ジュラルミンで出来ているところが作者の心に響いたのだろうか?(飛行機などの材質に通ずるところがあるのでは?)
2010年の発売なので欲しくてももう手には入らない。
当時、僕はNナローのかもめ号を作ろうとしていた。根室拓殖鉄道のかもめである。
トミーテックのボンネットバスを切り刻んで作っていたのだ。
ちょうどその頃ヤフオクでこの模型を見つけた。。袋入りの写真と車輌サイズ(約5cm×約1.3cm×約2cm)・ ・ ・ このサイズ。。どう考えてもNナローしか考えられない!!
早速、手に入れた。
届いたキットを見てみると全体の雰囲気は良いのだが顔が馬面で似ていない。
全長(約5cm)も最大長かと思っていたのだがボディ部のみの長さだったので少し想像していたものより大きかったのだ。。
かくして、またもや購入しただけで手付かずのキットの出来あがりである。
今回、なぜ組み立てる気になったかというとウェブ上で見つけた完成写真がカッコ良かったからである。ベージュの車体がリアルに感じる。
「ねむたく」だとよく銀龍号の模型写真を目にする機会が多いのだが、色がはっきりしたブルー(スカイブルーの様な色)のものが多い。僕はこの色、「ちょっと違うな!」と思っている。白黒写真のトーンはもう少し明るく感じるからだ。色はブルーといってもブルーグレイの様な色に違いない、そうよくミリタリーモデルで見かけるようなブルーがかったグレイである。
色合いの試しも兼ねて作りたくなってしまったのだ。
組み立てるといってもキットはベースプレート、ボディ、と上の写真の部品のみなので。。
組み立てるだけなら簡単!!バリを取って組み合わせるだけですぐこのような状態になる。
要するに組み立てるということは塗装するということだ。。
塗装し始めてみると塗り分けが多くてなかなかめんどくさい。その辺は他の模型と何ら変わらない。。
約6時間ぐらいかかって塗り分けは完成した。。
さらにウェザリングや仕上げに6時間ぐらいかかった。
ボディ色はタミヤのライトブルー(ドイツ空軍)AS-5。
やっと完成!
顔は馬面だが、さすがに手慣れたメーカーの作品。。細かなディティールは良く出来ているのだ。
かもめ号は車体の四隅がラウンドしているので見る角度によっては車体の厚み(幅)が解らない。(この角度だとなかなか似ている。)
僕も正面からの写真を見たことが無ければ、馬面だと思ったかも知れない!?
当時作者の手元にもう少し資料があったなら、この作者であればもっとそっくりな模型をつくったに違いない。
ヘッドライト(前後)なども感心するぐらい小さい。Nゲージのパーツでもこのサイズのライトは見かけない。左右の尾灯には0.4mm洋白線の先端を赤く塗って差し込んだ。
またこのベースプレートが良く出来ている。
基本、走らせることを考えている鉄道模型と動かないジオラマでもリアルに見せるミリタリーモデルの切り口の違いを感じる。。
地面もそれらしく着色してみた。
下回りはすっきりし過ぎか??
トーマの九十九里と比べるとこんな感じ。。1/140と考えても少し大きすぎる。
大きいのであれば「ころころ動力」が仕込めそうであるが、幅が足りない。
ディスプレイモデルなので車体がベースプレートから離れないようにネジ止めすることにした。
100均で買ってきたケースにちょうどうまい具合に収まった!!
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