先週から引き続きボディを作っています。
厚みのある車体と図面を比べるのが難しいので、こんな工夫をしてみました。
ハガキ用紙にプリントした図面を窓枠の上や横で切ってみました。
これなら車体にあてて大きさを比べることが出来ます。
似ていると思った窓枠ですが窓枠の上(ヘッダーというのかな??)の位置が大分低い様です。
削って広げるとだいぶ似てきました!
窓枠の横幅や太さなどもそっくりと言う訳にはいきませんが、概ね似ているようです。
特に制作には関係ありませんが、横から見た車体の前面カーブはもっと浅い(江ノ電の車体を参考に写真と比べた結果!図面の表現が)様です。
そこで図面を修正してみました。
左が修正前、右が修正後です。バッファーの位置は変えずに前面カーブの表現を浅くしました。
ということは最大長は変わらずです。
最大長は「旧theレイル 79年10月号(通巻19号)」の瀬古龍雄さんの「秋保電鉄の電車たち」にのっている最大長を参考に割り出した長さなので変えたくなかったのです。
ということは最大寸法だけ解っていても図面の書き方によっていかようにも車体の感じは変わるとも言えます!!
腰板の高さも浅すぎる様に感じましたので深くしてみました。
上が修正後、下が修正前です。
違いに気づくたびに修正していたのでは図面が改造の指針になりませんので、図面修正はこれで最後にします。
それから車体の組み立て図とプラ板の切り出し用の型紙(シール)をつくりました。
これが組み立て図です。
車体の切断位置を表しています。
こちらがシールです。
エバーグリーンのVグルーブ プラシートから腰板部分を切り出したり、プラ板からドアを作ったりするための型紙です。
エレコムの「キレイにはがせるラベル」と言う商品名のはがきサイズのシール用紙にプリントしたものです。
車体の上に切り出したシールを載せてイメージを確認してみました。
どのようなパーツが必要か?どこを切断すればよいか?イメージできると思います。
切断の必要なところに線を付けました。
失敗しないように少し大きめに切っておいて削って寸法を合わせます。
なるべく必要なところぎりぎりに切ったほうが作業が早いのですが、短くなってしまうと目も当てられないので大きめに切ります!
切った後だと作業が難しそうなので切る前に不必要と思われるところは削っておきます。
前面窓の上側も削って広げました。
側面の窓も不必要なところを切って広げます。
ドアが付く場所も図面を見て想像しながら広げます。
その後、車体を切断しました。
はからずも車体本体とベスチュビュールを分けた様な形になりました。
食玩の「昭和情景博物館」の車体は塗装を剥がしてみるとプラスチックというよりもレジンのような茶色い素材で変形や塗装の乗りが心配になりますが短期的には心配無い様です。
何故なら以前にも他の車両を作ったことがあるからです。(すでに実験済み!!)
車体断面の小ささを見て似ていると思い、雰囲気で作ったハフです。
日本ニッケルのハフ3を模しています。。。
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