2015年3月21日土曜日

駿豆鉄道モハ7(その6)台車の仕上げ。

3Dプリント初体験なので、何から何まで手探りです。。まず塗装をしたいと思いました。

3Dプリントに塗装する為には、まず塗装前処理をする必要があるのでは??
以前みた記事にMr.カラーうすめ液などでサポート材のワックスを除去するというような話が載っていたからです。
でも、今回のインターカルチャーさんのものはワックスでべたべたしている訳ではありません。
どうも以前見た記事とは、「出力会社が違う」 「素材が違う」 などの要因で別物と考えた方が良さそうです。
くるまや軽便さんも「サーフェイサーを薄く吹いて・ ・ ・」といっているし、インターカルチャーさんのHPをみても特にうすめ液で洗浄というような話は見当たりません。

そこでいつもエッチングキットにしているようにクレンザーと歯ブラシで洗浄してから軽くサーフェイサーを吹きました。


これでやっとディティールが分るようになりました。
なかなかカッコイイ!! なんの問題もなさそうですが。。


細部を見ると、そうでもありません。バネのところに積層痕が目立っています。水平に寝かせて出力しているので表面生地は綺麗でもこのようなところに積層痕が出てくるのですね。
途中メールでくるまや軽便さんが「バネの表面がもう少し丸くなれば・ ・ ・」と言っていた意味が今やっと解りました!!


ロストワックスの台車と比べてみてもバネの丸み以外は遜色ないですねぇ~~。


あとは板ばね部分の表現力でしょうか?
とはいえ、これはマクロで拡大して撮っているからで肉眼ではそんなによく分からないんですよ!(老眼が始まっているせいもあります。)


スーパーカブにもサーフェイサーを吹いてみました。小さいせいもあり、やはり積層痕が目立ちます。
そこで台車にもカブにも少し手を入れることにしました。

下手に手を入れると全体のカッチリした感じが崩れてしまいそうで怖いのですが。。そうならないように台車はバネ部分のみ丸めることに。。
いずれも小さくてよく見えない(老眼!?)のですがミニルーター、棒ヤスリ、カッターナイフなどを使って修正しました。


向かって右側が修正後です。改良だか改悪だか分りません!!


グレーで塗装しました。この写真上下とも修正後のものです。


いくらか積層痕が消えて丸く見えるでしょうか??これ以上綺麗に出来そうもないので「これでよし!」としました。


スーパーカブはこんな感じ。。
これでも積層痕を極力消したつもりなんですが、マクロで撮るとまだ目立ちますねぇ~~!

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2 件のコメント:

  1. 平面配置ではバネの丸みは難しいです。立面配置で、バネの厚みと隙間を大きくすれば丸くなりますが、バネ全体の高さが大きくなります。板バネも同様、板と板の隙間をV字かU字で描く必要があります。現在の3Dプリンタはこの程度でしょうか。ボルトと軸箱の立体感は表現できていると思います。

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    1. 作品のクオリティには十分満足しております。軸箱周りの形状など素晴らしいです。御骨折りいただきましてありがとうございます。ぜひ完成させたいと思います。

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