2012年4月27日金曜日

東野のキハ1タイプってなんじゃ!?(その2)

さて~しばらく手つかずだった東野のキハ1タイプです。
自分の記録(記憶?)も兼ねて、Bトレ動力を使った自作動力について少し詳しく記述しておきます。
はがきサイズのラベル用紙に印刷した大量の台車枠です!?
これを切って0.3mm真鍮版に貼り付けます。。
そんで、歪まないように気を付けながらケガキます。。
他にもっと良い方法がある様にも思いますが、慣れでこんなやり方です。
かなり雑ですが切り抜きます!
きれいに仕上げます!!
ペアハンの「井笠ジ5」のエッチングパーツにあった「ウイングバネ 軸受」を半田付けしました。
それから「KS 洋白帯板0.4×0.15」という素材を使って台車周りの補強(枠)を表現します。
戦前の気動車などで、ホイールベースの広い車両などに使われている事が多く、この車両も丸山の原形図にこの補強枠が書かれており、たぶん気動車のときには存在していると思われます。
日車改造後の図には書かれていないのですが、その後客車になった「宮崎交通ハ15」(キハ2)の写真では中心部には無いが左右の補強は残っています。
また、1枚だけ残された高井薫平さんの東野のキハ3の写真は角度的に確認が難しいのですが、存在している様に見えます。
位置決めが難しかったですが、何とか完成しました!!
車体にあてがって様子を見てみました。
こんな感じの位置に車輪がきます。
左側にボンネットが来る為バランスの関係で車輪が左に寄っています。
昭和7年日車改造ですから、両運の小型気動車の様なボディですが単端なのです!!
はて~~っ! これは何でしょう?
説明の為に持ち出しましたが「キガント」みたいですね??
ホイールベースが約1/140、以前にボンネットバスの車体を改造して作った根室のかもめ号です。
オーバースケールの為(あとギガントみたいになって似ていないので。。)嫌気が刺してしまって放置です。
この車両の動力で説明します。
KATOの小形車両用動力ユニット(Bトレ対応)のギヤとモーターを使った自作動力です。
裏側から見るとこんな感じです。
中空絶縁車輪を使い、左右の軸受けから集電するというペアハンやワールドの6.5mm車両にも多い一般的な構造です。
少々、、モーターのコンパクトさには欠けますが低価格で壊れた時の部品調達が安心です。
信頼性の高いギヤユニットを使いモーターを横置きに出来るところが良いと思っています。
今回のキハもこんな感じに作ろうと思っています。。
久しぶりにKATOの小形車両用動力ユニットを分解します。
高級感は無いですがそこそこ走って安いところがいいですよね~!!
この台車の上の部分を使います。
1軸駆動なので要らない反対側のギヤを外します。
それから以前は気にしていなかったのですが横からのシルエット重視で不要部分をフラットに削ります。。
上のかもめ動力では不要部分が残っていて汚らしいです!
2軸駆動の方が力が強い様に思えますが上手くいかない場合、逆に走行性能が落ちます。
ワールドの西大寺鉄道キハ5では初めの設計は2軸駆動ですが、完成品では走行性能から1軸を選択しています。その後の九十九里キハ103などでは初めから1軸駆動の設計です。
だいたい本物の単端も動力性能は高くないので単行かせいぜい牽引するにしても1~2両の客車ぐらいなのでこれでいいのです!
0.8mmのプラバンを使い床板を作ります。
ギヤの位置決めをしてこんな形に穴をあけます。
上手くギヤがはまりました。。
床板の上に台車枠を並べてみました。
完成するとこんな感じになります。。
今日はここまでです。
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