2014年6月24日火曜日

山梨の雨宮(1)

次に何をつくるか?
いろいろな仕掛車輌もあるし。。
早く作らないと勿体無い比較的金額の高いキットとか。。
いろいろ迷いはあるのですが。。 とりあえずこれをつくろうかと。。


春先に「明鉱平山の602タイプ」といっしょに買ってきたKitcheN 「山梨の雨宮3末期」です。
実は、ボディの半田付けだけは「明鉱平山の602タイプ」より前に済ませていました。

ボディの細部加工より先に動力を検討しようと思います。


このブログの名前からも分かる様に(解からないかぁ??)車体幅が幅狭な車輌(実車ゲージ1067mm)は6.5mmゲージでつくればいいじゃん!! というのが私の考えなのですが。。(車体幅が広い車輌については実車ゲージ1067mmの車輌でも9mmのままで良いという考え!?)

そうなると車輌ごとの住みわけが難しくなってくる訳です。
同じ処を走る車輌なのに片方が6.5mmゲージ、もう片方が9mmゲージではいっしょに走れないですから!!

6.5mmで動力化するというのもなかなかの手間ですので、おのずと車輌数の少ないローカル私鉄、かなり幅狭で9mmゲージのままでは車体のプロポーションが崩れるものに限り6.5mm化!という様な限定条件を付けて模型化を考える訳です。(その車輌に付随する車輌は幅広だとしても、もちろん6.5mm化します。)

4年前にこのブログを創めた時には僕も6.5mm化に燃えていましたし、メーカーのキットなども6.5mmが沢山出た時期なので(キットは軽便の6.5mmですが。。)すごくいい考えだと思ったのですが、、今となってはなかなか面倒くさい!!

それで今は、、どうしても6.5mmでないとプロポーションが崩れてかっこわるい車輌以外は極力9mmゲージでつくった方が良いという考えになりました。
さてそれではこの山梨の雨宮はどうでしょうか?

資料写真や資料本をみると山梨の雨宮(No.1~6)の台車は独特の形状をしています。
(ちなみに山梨の汽車 No.7. 8も独特です。)
市販の車輌にはそのものズバリの形状のものは無いのですが、最も似ていると思われるのは都電のD10形台車です。




上がMODEMO東京都電6000形。 下が鉄コレの東京都交通局6000形です。

発売された時期が違うのでMODEMOの6000形も当時としては最高のものと思うのですが、後から出た鉄コレ6000形(と言うよりも鉄コレの路面電車用TM-TR01動力ユニット)と比べてしまうと腰高でかっこ悪いです!!


ところがどっこい! この腰高デカ車輪が山梨の雨宮には丁度良いのです。。
山梨交通電車線は路面電車と言うよりもインターアーバン的な車輌なのでもともと腰高デカ車輪なのでした。

鉄コレでは6000形旧塗装色は発売されていませんので、以前からMODEMOの6000形旧塗装色に鉄コレの路面電車用TM-TR01動力ユニット組みこみたいと思っていたの一石二鳥です。


車体幅は狭いので9mmゲージ動力はぎりぎりなのですが。。


もともと腰高な車体の為か、特に違和感はありません。

鉄コレの台車レリーフを切り繋ぎ独特な台車レリーフをつくり、おゆまるで型取り。。エポキシの台車枠をつくりTM-TR01動力ユニットを6.5mm化というめんどくさい方法も考えたのですが、面倒なので多分やらないと思います。

だいたい9mmのままにしておけば(完成しない6.5mmレイアウトをほっといて)ショップのレンタルレイアウトを快走させる何てことも可能だ!!

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2014年6月13日金曜日

明鉱平山602タイプ(6)とりあえず完成!

組み立てました。




ドア窓には窓セルを貼りました。
正面(裏側も)の窓にも窓セルをはめ込もうとしたのですが、小さすぎて上手く出来ないので止めました。。
余り目立たないので無理にはめ込んで汚くなるより、良いような気がします。


一応、こちら側が正面です。
おじさん(運転手)の顔はこちら側を向いています。


こちら側の窓がピタ窓仕様です。窓セルだとボディの厚み分だけ内側に引っ込んでしまうのでピタ窓にしたのだけど、いくらか効果があったでしょうか?


テールライトはミディアムグレイとクリヤーレッドを混ぜてこんな色に。。


正面から見るとまさにペラペラ。 スライスチーズです。。


また動画を撮ってみました。
前回のは長すぎて撮った本人すら飽きてしまったので、今回は短めにしました。

  

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2014年6月12日木曜日

明鉱平山602タイプ(5)やっと塗装。

まただいぶ更新をサボっちゃいました。。
カプラー周りの関係で、塗装をする前に鉱車を作りたいと思ったのだけど直ぐには完成しそうに無いので塗装することにしました。

去年の暮れから今年のはじめにかけてモデルアイコンからまるでコレ(明鉱平山)で使ってくださいと言わんばかりの鉱車5台セットというのが出ていたのだけど、何故か買いませんでした。
こっち(明鉱平山602タイプ)には反応していて、あっち(鉱車5台セット)には反応しなかったのは意味不明ですが(エッチング板が好きということか??)今さら手に入りそうも無いのでペーパーモデルでつくろうと思っています。

資料写真で大きさを確認すると明鉱平山の鉱車はかなり小さいのです。車体はペーパーでもOKだと思いますが、足回りが問題です。。
完成する様であれば別記事として載せようと思います。


屋根上機器を簡単にプラバンで作って乗せました。


その後、、全体を黄色く塗装。
明鉱平山のカラー写真は「忘れ得ぬ鉄道情景No.1」に載っています。これ以外ではカラー写真は見たことが無いので貴重な1枚なのですが、どうもこの写真。。レイアウトの関係か何かで?逆焼きにしていると思われます。(模型の資料に使う人は注意!!)


ナンバープレートと銘板には赤と黒の中間ぐらいの色を塗りました。白黒写真を見た感じが真っ黒に見えなかったのでこんな色がいいのじゃないかと??
タミヤのエナメル塗料で汚しを入れて。。


更にタミヤのウェザリングマスターで汚しを追加して、こんな感じ。。


カプラーは0.4mm洋白線を曲げたものと真鍮板に穴を開けたものです。
ほんとにこんな物で連結出来るかどうかは疑問ですが、取り合えずミテクレ重視で。。


サイドのはめ込み窓にはNゲージ部品を流用。ピタ窓って奴ですかねぇ~?


動力部の上に乗ったおじさんはこんな感じです。。
さて、、準備は整った。。 後は組み立てるだけぇ~~!!

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2014年6月1日日曜日

「阪国の金魚鉢」阪神71形。

今週も模型作りが進んでいません。 どうも暑くなると駄目みたい。。
それで、、ネタが無いので単なるお買いもの報告です。。

キット組をやるようになってから、完成品をほとんど買わなくなっちゃったんだけど、それでも路面電車系は買っているんです。


MODEMO の新製品!! 阪神国道線の金魚鉢です。。
71形の晩年仕様とのことです。


1975年5月 全廃とのことですから、年齢的に実見していても不思議は無いのですが、関東生まれの僕はもちろん見たことはありません。。

のちに書籍で見て知ったのですが、なんて斬新な車体。。 カラーリングを明るめに変えれば現代でも通用しそうなデザインです。。


片側の台車のみの駆動ですが、単行の多い路面電車と考えれば十分でしょう。
ヘッドライトもテールライトも点きます。


資料写真を見ると路面電車なのでガラス窓に保護棒があるのだけど、それは表現されていません。 自分で0.2mm真鍮線を追加すればよいと思います。
でも、、キット組では出来ても塗装済みの完成品にはなかなか手が出せないんだよなぁ~~!


屋根にはベンチレーターが6ヶ。
書籍によると71形は10ヶ。 201形は6ヶとなっているのでむしろ201形に近いのかも知れません。 
晩年の写真を見ると71形も6ヶになっている様なので、この辺が晩年仕様たる所以なのでしょうか??


いつも参考にしている「発掘カラー写真 昭和30年代鉄道原風景 路面電車編」には昭和39年の写真が載っているのですが30年代はもっと暗い塗装です。

同じ色合いの塗装でも(戦争の影響だと思うのですが)20年代~30年代前半、~それ以後、と塗色がどんどん明るくなっていくのが興味深いです。(他の地方の多くの鉄道も同じ傾向。)

そんな暗めの塗装に塗り替えてみたい気もしますが、やはり塗装済み完成品にはなかなか手が出せないのでした。。(塗装を塗り替えた途端に価値が半減しそう!?)

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