2014年1月24日金曜日

雪幌線ガソリンカーを夢想する。

暇つぶしに古い鉄道雑誌を物色していることがあります。

定期購読してしまうと月に鉄道誌2~3誌、模型誌2~3誌が自動的に増えてしまう訳ですから、ものすごく場所をとることになってしまいますし、必ずしも自分の好きな内容ばかりではありませんので無駄が多いのです。
鉄道趣味から一時期 離れていた事もあり、古い鉄道誌に自分の興味のある未見の記事を見付けて人知れず盛り上がることがよくあります。
今回もそんな感じだったのです。

鉄道ピクトリアル2011 1月号。。。 古い鉄道が好きなせいもあり近頃の雑誌に興味のある記事は少ないです。 ただ特集が北海道の鉄道だったので「何か面白い記事でもあるか?」と思い何気に手にしたのです。

んn。。。 「じぇじぇ」 「じぇじぇじぇじぇじぇ~~~~!!」 ←これ、、言いたいだけです。。
なんと見たことのない鶴居村営軌道のガソリンカーの写真が載っているではありませんか!

わたくし、、単端が結構すきでして。。 単端もどんどんゲテモノに走っていくと最終的には乗り合い自動車やバスに鉄輪を付けた様なモノになります。
まさにこれはそんな車輌なのですが。。 湯口 徹さんのレールバスものがたり(鉄道ファン222号)や簡易軌道のはなし(鉄道ファン377号)に写真が載っていてそれを参考にいい加減なNナロー車輌を作ったことがあります。。
この模型はあまりのチープさと動力性能の低さに嫌気がさし放置状態なのですが。。


勝手に他に写真は無いものと思い込んでいたのですが、世の中は広いですねェ~~~!こんな写真を撮っていた方がいたとは!!!
未見の雪幌線ガソリンカーの写真が4枚も載っています。。
なんとその中の1枚には写真が存在するとは思っていなかった更に古いガソリンカーが写っています!!
車体はまるで戦前のバスの様です。(バスというよりも乗合自動車と言うほうがいいかも?)
ボンネットはまるでフォードT型かA型のような形状です。
ボンネットの周りには荷台が付けられておりそこに自転車と三輪車??のようなものが乗っています。「おもしろ~~~い!!」 「ぜひ模型化したい!!」

古いほうのガソリンカーはフォードT型だとすれば大きさからNナローは無理なので、模型化するとすればHOナロー(1/87 9mm)がいいでしょう!
ガソリンカー2台、おまけに最初期の単端式自走客車31号もつくってェ~~っ!!? 頭の中では勝手に夢想が広がります。。


しかし、戦前や戦後初期のバスの図面ってあまり見たことが無いんですよねぇ~!?
「ボンネットバス 図面」としてググってみると。。。おぉ!!っ  いい図面が出て来ました。
「熊野の省営バス関係資料」というページです。。

あたらしい方のガソリンカーはこの図面を参考に。。古いほうのガソリンカーは円太郎バスの大きさを参考にしたらどうでしょう?? 図面が作れるかしら??
自走客車31号は鉄道ファン222号に図面が載っているのでOKです。。

写真の説明によると鉄道ピクトリアル470号にも鶴居村営軌道の記事があるようなので早速、取り寄せてみました。


更にこちらの紙面には古いガソリンカー1枚、新しいガソリンカー1枚の写真が載っていました。
記事の内容も詳細でかなりの不明点が解決されました。

昔から鉄道ピクトリアルを購読している方からすれば、「何を今さら!!」な話しなのですが、僕にとっては大発見でした。。
さて模型化ですが、本格始動するか?? ただの夢想に終わるか?? そこが問題ですが。。。

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